「ほな入ろかー」




拓海がそう言うと校長室の扉をノックした




「はいー!」




中から返事が返って来た




「土田拓海ですー!入ってええですかー?」




「あぁ、待ってたよ。入って来てください」




校長先生がそう言って私たちは5人揃って校長室に入る




「来ると思ってたよ。
今日の見回りの事だね?」




お茶を入れながらそう話すのはこの学校の校長先生でもあり私たちが陰陽師だと知る数少ない人の1人である、星乃正嗣(ホシノマサツグ)学校長




なんでも私のおじいちゃんとは幼馴染みたいで今でもたまに私の家に来たりする