家に入って、いつもならご主人様は布団で、ボクはふわふわクッションの上で寝るはずなのに、ご主人様が布団をめくってボクを呼んだ。 「もげ太、おいで。今日は寒いから一緒に眠ろう。」 特別だぞ。と言うご主人様の胸の中、 ボクはすぐに眠りについた。 幸せな夢を見た。 ご主人様と、ボクと。 二人でお空に浮かぶ夢。 ご主人様は、一番大きな星をとって、 ボクにくれた。 そんな夢。