ああ、
なんだか。
今とても言いたい。
ご主人様と2人きり。
日が落ちる前に、
この笑顔が光り輝くうちに。
心の底から伝えたい。
「ご主人様…?」
「ん〜?」
「ご主人様は今朝、ボクに聞いたよにゃ?
人間の姿になったこと何か心当たりはにゃいかって…」
「ああ…うん。」
「昨日、ボクは流れ星に願ったにゃ。」
「何を?」
「大好きなご主人様に、この想いを伝えたいって…。」
「もげ太の想い…?」
「ボクは、ご主人様の事がスキにゃんだ。」
「………なんだよ…それ。」
「恋してるんだにゃ。
いつも側に居てくれた貴方の事を。」
「恋してるって…。
俺は人間で、お前は猫、だろう?」
「それでも…好き。
大好き。」