遣らずの雨が蕭蕭と -Rain in the forest-

ホラー・オカルト

飴あま雨/著
遣らずの雨が蕭蕭と -Rain in the forest-
作品番号
1427797
最終更新
2017/05/24
総文字数
884
ページ数
3ページ
ステータス
未完結
PV数
38
いいね数
0
一人の少女は、
雨の降る森で目を覚ます。



記憶を無くした、
寂しい少女。


その森は、
人ならざるモノが彷徨い続ける場所だった。


襲い掛かってくるモノ。
ずっとついてくるモノ。
此方を恨めしそうに眺めるモノ。
ただ、そこに佇むだけのモノ。



たくさんのモノたちに、
少女は慄き、畏怖し、憂虞する。



__「願う事は、ただ一つだけ。

私の記憶を、返して。」__



止むことのない雨に向かって
強く哀願する。



この森に、
白雨が悲しく降り注ぐ。


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