「お、お弁当机に置いておいたからね!」
「分かった。気を付けて。」
「うん!あ、あと………。」
「何。」
「は、はい。」
昨日と同じようにゆっくり手を差し出す。
「あ、忘れてた。」
そして、ゆっくり緋山君も手をのけてくれる。
まだ少しだけ怖いけど、昨日よりは震えてない。
「じゃあ、行ってきます!」
「ん。」
マンションから出て、通学路へ入ろうとしたところで声をかけられた。
「あ、水谷さん!」
「澪月ちゃん!さ、触れるようになったのかい!?」
見られてたの!?ちゃんと出来るようになってから喜ばせたかったんだけどなぁ。でも、仕方ないよね。
「えへへ、今はまだ練習ですけど。」
「水谷さん、嬉しくて泣いちゃう。」
「な、泣いちゃダメですよ!」
「頑張ってね、結月も応援してたから。」
「はい!」
「じゃ、気をつけて。」
水谷さんに見送られて学校へ向かった。
「分かった。気を付けて。」
「うん!あ、あと………。」
「何。」
「は、はい。」
昨日と同じようにゆっくり手を差し出す。
「あ、忘れてた。」
そして、ゆっくり緋山君も手をのけてくれる。
まだ少しだけ怖いけど、昨日よりは震えてない。
「じゃあ、行ってきます!」
「ん。」
マンションから出て、通学路へ入ろうとしたところで声をかけられた。
「あ、水谷さん!」
「澪月ちゃん!さ、触れるようになったのかい!?」
見られてたの!?ちゃんと出来るようになってから喜ばせたかったんだけどなぁ。でも、仕方ないよね。
「えへへ、今はまだ練習ですけど。」
「水谷さん、嬉しくて泣いちゃう。」
「な、泣いちゃダメですよ!」
「頑張ってね、結月も応援してたから。」
「はい!」
「じゃ、気をつけて。」
水谷さんに見送られて学校へ向かった。