澪月side
朝早い時間に目が覚める。
いつの間にか眠ってしまったらしい。
「あ、緋山君、寝ちゃってる。」
待たせてしまったかな。
大丈夫かな。
髪は乾かしたかな。
緋山君は何もかぶってない
_______________寒いよね。
自室からタオルケットを持ってくる。
「あ、お風呂はいらなくちゃ。」
お風呂を上がり、リビングに行くと、
「緋山君、おはよう。」
「うん…………。」
ソファーで寝転んでいたはずの緋山君が体を起こしていた。
タオルケットを抱いて、目を擦ってまだ眠そう。
「まだ早いから寝てても大丈夫だよ?」
「……………起きる。」
「じゃあ、朝ごはん作るから待っててね。」
「うん。」
寝起きの緋山君はまるで小さい子供みたい。
そして今日も時間があったから昨日と同じ、朝ごはんをフレンチトーストにしてみた。
昨日と違うのはチョコレートだけじゃなくて蜂蜜かけることが出来ること。
緋山君は甘党っぽいから多分好きだと思う。
私自身、すごい甘党だから。
「緋山君、食べる?」
「美味しそう。」
リビングへ向かう未だに意識がはっきりしていないのかふにゃ、と効果音がつきそうなくらいの笑顔で答えてくれる。
緋山君は相当朝に弱いみたいだ。
多分自分で起きるのはいいけど、ほかの人に起こされたり、物音で起きると機嫌が悪くなるんだ。
これから気をつけよう。
なんて考えている間に、緋山君はフレンチトーストに手をつけていた。
朝早い時間に目が覚める。
いつの間にか眠ってしまったらしい。
「あ、緋山君、寝ちゃってる。」
待たせてしまったかな。
大丈夫かな。
髪は乾かしたかな。
緋山君は何もかぶってない
_______________寒いよね。
自室からタオルケットを持ってくる。
「あ、お風呂はいらなくちゃ。」
お風呂を上がり、リビングに行くと、
「緋山君、おはよう。」
「うん…………。」
ソファーで寝転んでいたはずの緋山君が体を起こしていた。
タオルケットを抱いて、目を擦ってまだ眠そう。
「まだ早いから寝てても大丈夫だよ?」
「……………起きる。」
「じゃあ、朝ごはん作るから待っててね。」
「うん。」
寝起きの緋山君はまるで小さい子供みたい。
そして今日も時間があったから昨日と同じ、朝ごはんをフレンチトーストにしてみた。
昨日と違うのはチョコレートだけじゃなくて蜂蜜かけることが出来ること。
緋山君は甘党っぽいから多分好きだと思う。
私自身、すごい甘党だから。
「緋山君、食べる?」
「美味しそう。」
リビングへ向かう未だに意識がはっきりしていないのかふにゃ、と効果音がつきそうなくらいの笑顔で答えてくれる。
緋山君は相当朝に弱いみたいだ。
多分自分で起きるのはいいけど、ほかの人に起こされたり、物音で起きると機嫌が悪くなるんだ。
これから気をつけよう。
なんて考えている間に、緋山君はフレンチトーストに手をつけていた。