「迷惑かけあっていいのが友達でしょ。」
「えっ!?」
急に手を止め真剣な顔で話す緋山君。
「そもそも僕が嫌だったらやってないから。知ってるでしょ、授業中寝てるの。」
それだけ言ってまた食事に取り掛かる緋山君。
「……そ、そうだね。緋山君、授業が嫌だから寝てたんだね。」
「それ以外に理由なんてないでしょ。」
「眠いからだと思ってたから。」
「眠いから授業が嫌い。」
「そっか。……これから迷惑かけるかもしれないけど……少しだったら許して貰えると嬉しいです……。」
「だから、別にいいって言ってるでしょ。……自己紹介、握手終わったら哀川さんからやるよ。」
そう言って手を前に伸ばす緋山君。
面倒くさそうにするけどなんだかんだ言ってやってくれるということも発見してるね。と今感じた。
「うん!」
そして、いつも通り握手をした。
普通の人よりはぎこちないし、そんなギュッって感じじゃないけどそれだけで私は前と変わってきていると実感出来て嬉しい。
「私ね、緋山君といて嬉しいことばっかりだよ。」
「……そう。ほら、自己紹介してよ。」
「えっ!?」
急に手を止め真剣な顔で話す緋山君。
「そもそも僕が嫌だったらやってないから。知ってるでしょ、授業中寝てるの。」
それだけ言ってまた食事に取り掛かる緋山君。
「……そ、そうだね。緋山君、授業が嫌だから寝てたんだね。」
「それ以外に理由なんてないでしょ。」
「眠いからだと思ってたから。」
「眠いから授業が嫌い。」
「そっか。……これから迷惑かけるかもしれないけど……少しだったら許して貰えると嬉しいです……。」
「だから、別にいいって言ってるでしょ。……自己紹介、握手終わったら哀川さんからやるよ。」
そう言って手を前に伸ばす緋山君。
面倒くさそうにするけどなんだかんだ言ってやってくれるということも発見してるね。と今感じた。
「うん!」
そして、いつも通り握手をした。
普通の人よりはぎこちないし、そんなギュッって感じじゃないけどそれだけで私は前と変わってきていると実感出来て嬉しい。
「私ね、緋山君といて嬉しいことばっかりだよ。」
「……そう。ほら、自己紹介してよ。」