澪月side
7月20日。
土曜日は基本、半日休み無しで働く。
そのため、朝起きる時間は学校がある時間と同じ。
だから緋山君は起きてない。
……………と、思ってた。
「ひ、緋山君。おはよう。」
「…おはよ。早いね。」
「バ、バイトがあるから。緋山君は早いね。」
こんな時間に起きてるなんて思わなかった。
いつもの緋山君はずっと寝てそうなイメージがあるのに……。
「哀川さんに早く会いたかったから。」
「えっ!?」
真顔でそう告げる緋山君に驚く私。
「嘘。今日は偶然は約目が覚めただけ。」
「び、びっくりしたぁ。でも私も緋山君に早く会いたかったよ。」
今日も帰ってきてからたくさん話して、眞白先輩の事とか話して、もっと仲良くなれたらいいなぁ。
「………そう。」
「?緋山君、どうしたの?」
「今こっち見ないで。」
「えっ!?な、なんかした?私。」
「……………まぁ。」
「え、ごめん。」
私なにかしたかなぁ。
もしかして、嫌われるようなことしちゃったかな……。
「なんで落ち込んでるの。」
「緋山君に嫌われることしたかな…。」
「え、してないでしょ?」
「嫌いになってない?」
「どこで嫌う要素があるの。」
自分のことはよくわからないからなぁ。
7月20日。
土曜日は基本、半日休み無しで働く。
そのため、朝起きる時間は学校がある時間と同じ。
だから緋山君は起きてない。
……………と、思ってた。
「ひ、緋山君。おはよう。」
「…おはよ。早いね。」
「バ、バイトがあるから。緋山君は早いね。」
こんな時間に起きてるなんて思わなかった。
いつもの緋山君はずっと寝てそうなイメージがあるのに……。
「哀川さんに早く会いたかったから。」
「えっ!?」
真顔でそう告げる緋山君に驚く私。
「嘘。今日は偶然は約目が覚めただけ。」
「び、びっくりしたぁ。でも私も緋山君に早く会いたかったよ。」
今日も帰ってきてからたくさん話して、眞白先輩の事とか話して、もっと仲良くなれたらいいなぁ。
「………そう。」
「?緋山君、どうしたの?」
「今こっち見ないで。」
「えっ!?な、なんかした?私。」
「……………まぁ。」
「え、ごめん。」
私なにかしたかなぁ。
もしかして、嫌われるようなことしちゃったかな……。
「なんで落ち込んでるの。」
「緋山君に嫌われることしたかな…。」
「え、してないでしょ?」
「嫌いになってない?」
「どこで嫌う要素があるの。」
自分のことはよくわからないからなぁ。