ここにいる3人は人じゃない。
ここは神々の隠れ小屋みたいな場所ではっきりした場所じゃない。
……つまり?
首を傾げて考えていると、ズンズンと近づいてくる嘉さんにアワアワしている男の子。
伽耶ちゃんがスッと避けると、嘉さんがすぐそこにいた。
少し前にされたのと同じようにクンクンと私の匂いを嗅ぐ。
「……匂いは確かなんだがな」
「あの〜……?」
「お前、何か隠してないか?」
「か、隠す?」
キッパリと疑ってますと宣言されてなんて答えていいのか全然わかんない……!
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