「お前が来て余計なっ!」


「冬李は相変わらず口が悪いよね〜」


「てめぇーが沙良のこと変な目で見るからだろ!昔からお前は…」


「はいはいっ!2人とも喧嘩しないの!せっかくこうちゃんとまた一緒に過ごせるんだから、今日は歓迎会よ?」


へ?

お母さんのセリフに私はカチッと固まる。


歓迎会?



「こうちゃん、まだここにいるの?」


確かアメリカの会社で働いてるって…。


「こうちゃん、今日からここに住むのよ?」



へ?


お母さん、何言ってるの?


「そして明日から、俺は沙良の学校の先生です」


ニコッと笑うこうちゃん。


はい?


「えーーー!!!!」