*-*-*-*-*-*
「それにしても、お世話になるって言うわりに大和荷物少なすぎじゃない?」
大和は私と同じ制服を身に纏い、それプラス学校のカバンしか持っていないのだ。
「あー必要ないと思った」
「え!これだけで生活していくつもりなの?!」
私の私服貸すわけにいかないし、大和からしたら絶対小さいから変になる。
大和はスラッとしてる割りに筋肉ついてる感じがしてた(抱きしめられた時に)ってまた思い出して1人恥ずかしくなってくる。
それに身長も高めで多分175はあるだろうか。
「でもお金なら毎月もらってるから大丈夫」
「お金もらってるの?」
「うん、俺が住んでたとこにいる奴から」
時々大和は変なことを言う。
「それって親御さんじゃなくて?」
「ん~親というか…なんというか」
それに大和、記憶喪失設定はどうなった。記憶戻ったら即出てってもらう条件なのに良いのか。