「ええええええええええええ、ちょっと待ってちょっと待って、何抱きついてるの?!」



私が驚愕してるのを知ってか知らずか、彼はばっと体をはがし、ガシっと私の肩を掴むなり





「なるだよな?!お前なるだよな?!」



ひらすら私に名前を聞いてくる。しかもあってる…?って思ったので




「…?は…い?」


曖昧な返事をしてしまった。







「やっぱり!!!!!!!すぐわかったよ!!!」


そう言うなりまた抱きしめてきた。




抱きしめ…って



「待って!!!!!!!は、離してください!!!!!!」