「おーまーえーなぁ!!


さっきから何度も何度もなーんどもそー言ってんだろーが!!
同じこと繰り返させてんじゃねぇよ!!

今まで何聞いてたんだ?
あ"?!

その耳は飾りモンか!!偽物か!!

ちっとも役に立たねぇなら、ちぎって、引き裂いて、捨てちまえ!!」


「痛ってぇ……!!」




ソイツはおおよそ教師とは思えない乱暴な口調で、一切の手加減もなしに俺の耳を引っ張ってきやがった。


お前教師だろ?!
何、他校の生徒に手ぇ上げてんだよ!!警察に捕まんぞ!!

ってか、さっきから気になってたけど、なんでこんなに馴れ馴れしいんだ?!
俺、サクラ生だよな?!
ちゃんと制服着て来たよな?!

なぁ、なんで?

もっと、ちゃんと、俺を恐れろよ!!!







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