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…………



だぁっー……!

なんだこれ!超緊張する!

時計進むのおせぇー!



一秒がいつもよりヤケに長く感じる。
俺はかれこれ30分、美丘の校門前をうろちょろしていた。




…チクショウ!

こうも待つ時間がなげぇと、余計なことばかり考えちまう……!

相手はあの三谷でさえ落とせなかった"斉藤鈴音"だろ?!

俺なんか相手にされないんじゃねっ?!

てか、会ってもらえるかすら怪しいじゃん!!

うっは!

自分で言っときながら凹んで来た!



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