「私は何を…!?」


正気に戻ったマコは怪訝そうな顔をこっちに向けて斜め45°に首を傾げた。


勝手な言い分で喚き散らし、人の首を絞めておきながら、なぁーんにも覚えていないらしい。


ふっ。


……召されればいいのに。





「久しぶりに暴走モードに突入してたよ?」



喋る気を失ってただ廊下に座り込む私の代わりに、愛美が簡潔にそう説明した。




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