こんな証言を引っ張り出して、つまり何が言いたいのかと言うと、
私は捕らえられたのだった。
全力疾走で駆け出した、暴走モードへ突入したマコに……。
「……おはようマコ」
「おはよう、鈴音」
「逃がさない」とでも言うように強く私の腕を握っているけれど、"ニコッ"と無邪気に笑うマコは、右のほっぺに片えくぼが出来て可愛い。
可愛いけれど……
「アンタ昨日ルーシァ似の超イケメンに告られたそうじゃない!どうして毎回毎回この私じゃなくてアンタばっかりいい思いをするのよ!!キーッ!腹が立つわ!この学校にあんたがいるせいで、私の人生計画がメチャクチャよ!!
ところで、アンタそのイケメンをどうしたの!?……まさかっ!もう喰ったんじゃないでしょうね!?"ラッキー☆"とかなんとか思いながら!!恐ろしい……。なんて抜目ない女なの!アンタは!!ちょっと、鈴音聞いてるの!?何とか言いなさいよ!?」
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私は捕らえられたのだった。
全力疾走で駆け出した、暴走モードへ突入したマコに……。
「……おはようマコ」
「おはよう、鈴音」
「逃がさない」とでも言うように強く私の腕を握っているけれど、"ニコッ"と無邪気に笑うマコは、右のほっぺに片えくぼが出来て可愛い。
可愛いけれど……
「アンタ昨日ルーシァ似の超イケメンに告られたそうじゃない!どうして毎回毎回この私じゃなくてアンタばっかりいい思いをするのよ!!キーッ!腹が立つわ!この学校にあんたがいるせいで、私の人生計画がメチャクチャよ!!
ところで、アンタそのイケメンをどうしたの!?……まさかっ!もう喰ったんじゃないでしょうね!?"ラッキー☆"とかなんとか思いながら!!恐ろしい……。なんて抜目ない女なの!アンタは!!ちょっと、鈴音聞いてるの!?何とか言いなさいよ!?」
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