翌日、学校に行くと、ももかちゃんが昇降口に立ってた。

どうしよ…

気まずいし、気づかないふりしよかなぁ

ささささ…

「あの!ゆいちゃん!」

…え?

私ですか?

「あのね!ゆいちゃんに言いたいことがあって…」


なに言われるんだろ…


でも、聞いてあげないとだよね。

私は優しい笑顔で問いかけた。

『なに?ももかちゃん』

「あのね…」