そして、そうまくんが私の布団に入ってきた。

いつもより狭いけれど、なぜか安心できる

その場所は直ぐに睡魔がやってき、

私を眠りの世界に連れていった。





チュンチュン

「ん?」

イケメンのドアップから始まる朝。

恥ずかしすぎて、ベッドから出ようと

するけど、腰がホールドされていて、

抜け出すことができない。

「かわいい」

なんてかわいらしい寝顔なんだろ。

髪を撫でてあげると少し表情を変える。

ほっぺたもふわふわだー

なんでこんなに睫毛が長いんだろ?

なんでこんなに綺麗な唇なんだろ〜

無意識の間に、唇を触っていたらしく

私の指をくわえてる。

かわいい!

「ん?ん?」

そうまくんが起きたみたい。

起きて早々

「ごめん!指、くわえちゃって!」

と謝っている。

「かわいかったよ」

なんて言うと、

「うるさいよ」

と顔を真っ赤にしてる。

「かわいいー」

と、からかっていると

チュッ

「な、な!」

おデコにちゅうされた。

「なにすんの?」

「仕返し。」

「な、なー」

なんて言ってると、9時。

「やばいよ、もう9時だよ!」