「決まってんじゃん」

「へえ~」

生まれ持っての「無責任」なのだから。

「まあいいや。とりあえずはツタエタ、からな」

オニイチャンはそういって食事を終えると自分の部屋に戻って
ギターを弾きはじめた。

「ア~ああ~イキタイ~~~」

わたしのこころがやたらと揺れた。

バトミントンとお兄ちゃんと、どちらを取るべきか?

「かといって、わざと負けるわけにはいかないしなあ~」