私は神野 沙羅 ( かみの さら ) 。



今日から、華のJKになりました!!



私は中学の3学期から、今までしてこなかった勉強を頑張ってし、自分より全然上の偏差値の高校へ入学した。



今日は、高校生活1日目。



私は緊張と不安で足がすくみ学校の門の前の桜並木道に立ちずさんでいた。



「うわぁ。ここが今日からあたしが行く学校なのか」



じっと白くて綺麗な校舎を眺めてると、後ろから大きな声が聞こえてきた。



「さ〜ら〜〜そこでぼーっと何してるのー?」



この安心する声の正体は…



「ゆず!!!!」



あたしはゆずが来て緊張が一気に解け、泣きそうになりゆずに飛びついた。



「えーなにー?どした?沙羅?まだ学校始まってもないし、敷地に入ってもないのにそんな緊張して、この先どうするのー?」



私の両肩を掴みながら、笑みを浮かべてるこの子は


如月ゆず ( きさらぎ ゆず ) 。


中学から1番の友達だった。



「ゆず〜。あたし知らない人達と一緒にやっていけるか不安で不安で…」



あたしがどれくらいか不安かをゆずに伝えた。




「相変わらずのばかだね〜。そんなこと気にしててもどーせ、新しいクラスに入ったらすぐ皆んなと仲良くなるくせに〜」



そういい、私の腕を引っ張り校舎に無理やり連れていった。


ゆずとあたしは、同じクラス。


ゆずと中学から数えると4年間一緒のクラス。