瞬『じゃあな!』
暗闇に消えそうになる影
ノートに書いていた文字は、
「好き」
その二文字。
〝しゅん先輩!待って?〟
暗闇に向かって叫んだ
そして、
「道 暗いから送ってほしいです」
しゅん先輩の隣で言う

瞬「おぅ!」

お互いに手を差し出す
微笑む2人を電灯が照らす

繋いだ2人の影は未来へと進んでいった