ねー?今日、交換ノート見に行ったでしょ?

どこからか聞こえる声
背筋が凍るのが、わかる

「こっち向きな?笑笑
もー、交換ノートに、アイツは、なんにも書いてくれないよ?
なに?誰もアンタなんかに、構ってる暇ないんだよね?
そんなさ、少女マンガのヒロインみたいに、アンタがなれるとでも思ってんの??
いつまでも、待ってたら、迎えに来てくれるとでもさ、
そんなに、現実、甘くないわよ?」

先輩は、手に何かを持っている
ボールだと、予測した
来るよ!ワタシ!!
何か恐ろしいことが、起こる!
頭では、そう命令しているけど、動かない
ヤバい!私、ピンチだ

お前、腹立つんだよ?!!

先輩が、叫んだ

来るっ!!