「………」 みなさんこんにちは。 高橋絆奈です。 私は今、私服で駅前のカフェの前につきました。 そこで、こうして立ち尽くしている理由は。 「かわいいね、君」 黒いTシャツの上に薄いパーカーを羽織ったかいとくんが、笑顔で子猫とじゃれていたからです。