「どうして、私を馬鹿にするようなことばかりするの? そんなに楽しい?」


やめて、違うでしょ…。


「もう私、かいとくんのこと信じられないよ…!!」


ぎゅっと胸が締め付けられる。
息をするのだって、ままならない。


「待って、絆奈…!!」


私は、もうその場にいたくなくて。

かいとくんの顔を見たくなくて。


かいとくんから逃げるように、その場を離れました。