『わーい!ありがとぉ』


「いやいや、お安い御用で」


『あ、お金払うよ?』


「ん?いーよ、おれのおごり」


おごりって・・・これだけ買ったらすごい額では・・・?



『悪いよ・・』


「んーそうだな・・・遥、ちょっと目閉じて・・・ゴミがついてる」


『ん・・・?!』



あたしの肌に触れたのは圭の指じゃなくて


圭の唇


『・・・け・・い?』


「その御代、チューでいーよ!」


そういって、圭の顔が近づいてきたから


あたしのからだは自然に反応して



目を閉じた


甘い・・・カキ氷のイチゴシロップの味のキスだった