『遥ー?』


『ん?ってか近くない?』


『だって呼んでも気づいてもらえなかったんだもーん』





考え事してたから気づかなかった・・・


『考え事してたのー』


『圭君のこと?いいなぁーなんかラブラブで』


『そんなことないよ?美香だって拓磨と付き合ってるんじゃないの?』



これを言ってから数秒後


あたしは地雷を踏んだと思った


だって



美香の顔が曇っていくから







『・・・ごめん。でも付き合ってるみたいに見えるよから・・・』


『そ・・・っか!うん、大丈夫!あ、圭君だよ』



『あ・・・じゃ、またね』





美香には何か悪いことしちゃったな・・・


明日、お菓子作っていこうかな