それから美香は上機嫌気味に拓磨のところに走っていった


・・・ん?



もしかして美香は拓磨のことが好きなのかな?


あたしには・・・関係ない・・・よね?


でも、なんかもやもやする


なんでかな?




「遥ちゃーん!」



拓磨があたしを呼んだ


美香と話していればいいのに・・


なんかそこに行きたくないな





「はーるー」


『圭ちゃん!』



「今日ご飯一緒にどうかなって!・・ダメ?」




そんなうるうるした目でお願いされちゃ断れませんっ!




『いーよ!』


「マジで?じゃ、お昼に迎えに来るー」



パァっと顔を輝かせて満天の笑顔で帰っていった



圭ちゃんってば、あたしより可愛いんじゃないかな・・・?


お昼、楽しみだなぁ