拓磨がお店の人と話している



邪魔しちゃ悪いからあたしは店の中を見ていた




指輪がいっぱい



まわりもよく見てみると幸せそうなカップルがちらほらいた




「遥、ちょっと来て」



『なぁに?』



「これ、はめてみて?」





そういって渡されたのは指輪だった



『え?』



「いいからいいから!はめてみてよ」



そういって拓磨があたしに指輪をはめてくれた



「どう?」


『ぴったり!』



「よかった!俺のもぴったりだからこれで」





言っている意味がよくわかんない


でも、拓磨の指にもあたしのと同じ指輪がはめてあった