「遥、かわいー!」



部屋をでるなり拓磨が抱きついてきた



『拓磨だってかっこいいよ?』



「ありがとッ♪」




手をつないで街に出かける



『どこ行くの?』



「内緒、もう少しでわかるよ」





そう言って、しばらく歩いて立ち止まったところは



『宝石店?』


「そ、入るよ」







・・・どういうこと?



拓磨のお母さんの誕生日近かったっけ?