「ねー遥ちゃんって春生まれ?」


『そーだよ。なんで?』



「なんとなく・・・あ、誕生日祝おうね」


『いいよ祝わなくても・・・』



お兄ちゃんとかならまだしも拓磨になんて・・・ね





そういえば・・


あたしと拓磨って一応フィアンセなんだよね?


あれ以来そんな話はしなかったけど



どうなるんだろう?




『ねぇ、拓磨?』


「・・・」



返事が無い



横を見ると拓磨は気持ちよさそうにあたしの横で寝ていた



寝顔は見慣れてるけど、こうまじまじ見るとやっぱり拓磨の顔ってきれい・・・