『こんばんは〜Cafe・heavenでーす』


「いつもありがとー」


『いいえ〜。じゃあまた取りに来ますね!』





向きを変えて店を出ようとしたら


目の前に…壁が!




「おぉ、拓磨ちゃん!」


「どーも・・・」




どっかで聞いたような声・・・



おそるおそる顔をあげる




「あ…自転車倒した人」


吉田…拓磨…



「可愛いでしょ遥ちゃん♪隣でバイトしてるんだよ〜。拓磨ちゃん知り合い?」


「まぁ、一応」






知り合いだったのあたしたち?!



そして、あたし昼制服のままだぁ・・・



は・・・恥ずかしいというより



この姿をよりによってコイツに見られるなんて・・・!