『・・・そっかぁ』


あたしが納得した声をだしたら



お兄ちゃんも圭もびっくりしてた


「遥、止めないの?」


『なんで?だって圭がやりたいこと見つけたんだよ!応援しなきゃでしょ?』


「遥・・・・ありがとう」


『うん、頑張ってね!』




涙がでそうになるのをこらえながら言ったら


ちょっと声が震えていたかもしれない





だって


本当は寂しいし


行かないでって言いたい




だけど




夢なんだから


圭がもう決めちゃったなら



あたしは・・・応援するしかないでしょ?