でも、暇すぎる。


私は何しようかとベッドの周りを見る。


「あっ、そうだ!みんなにこれ渡すの完成させなきゃ。」


私が去年の夏頃から作っているもの。


もし、


もし私がいなくなってもここにいたと証明できるもの。


それをみんなに渡したいんだ。


静かな病室で私は1人書き始めた。