「ごめん」


「……っ」


「ごめん」


「……ぅく……っ」


「ごめ、」


「言い、過ぎで、す……っ」


「あぁ、ご……うん」




その答え方にたまらず愛おしく思った。



それから、限界を超えて笑った。




すると先輩も一緒に笑うから何だかおかしくって泣き笑いになってしまった。




先輩を家の中に入らせて、いま私の部屋で座ってる先輩の横に座ってるんだけど……。




うん、気まずいです。



さっき勢いまかせに言ってしまったことに反省しなければならない。



それになんか変なこと言っちゃった気がするんだよね……。




そう、あれだ。




〜〜っ恥ずかし!!





「愛衣」




呼ばれた名前にビクッと肩を上げた。



おおおお、もう心臓壊れそうだ。