「またあの時のメンバーで飲み会しよう」 コウタからのその誘いを待ってた俺は、本当に意気地無しなのだ。 マイカに嫌がられてるかもしれないと、自分からは連絡できなかった。 この飲み会にマイカがいたら、とりあえずセフレとして、繋がりを持つ、と決めた。 この時、セフレという関係を持たずに、自分の本当の気持ちを伝えるよう、コウタみたいに向き合わなかったのは、俺だった。