『結婚はその後の人生を一緒に過ごすのよ?
勢いもあるけど、勢いも覚悟を後押しするってことじゃない?
ミズト君のためじゃなくて、マイカの幸せのために考えたら?
ミズト君はマイカが幸せなら、きっと幸せなんだよ、大丈夫』
「ありがとう。よく考えるわ」
『私もバタバタして会いに行けないけど、こっちに帰ってきたら連絡してね。
ってか、こまめに連絡しなさいよ?』
「ごめんごめん、連絡するから。
またね、おやすみ」
電話を切って、布団に入った。
ナツカの言葉に、思ってたけど、言葉に出来ない思いに気付かされた。