翌朝、目が覚めるとショウタはまだ寝ていた。
キレイな顔を見て、ミズトと似てると改めて思って微笑んだ。
起き出して朝食の準備をする。
「おはよう」
ミズトを抱っこして出てきたショウタ。
「ミズトに起こされたよ。顔を叩かれた」
笑いながら言うその表情は、スッキリしている。
「おはよう、スッキリしたみたいね。
朝御飯出来るから待っててね」
パンと卵を焼いて、サラダと一緒に盛り付ける。
3人で食べるのは久しぶりだった。
10時頃、母も来た。
「疲れたわよ、ミズト~遊ぼう」
二人に相手をしてもらってご機嫌のミズトを任せて昼御飯を作って食べると、ヒガキさんが来た。