カサカサ、と、いう音のする方をみると、ミズトがオモチャを開けようと触っていた。 「起きたね」 離れがたい思いを封印して、ショウタから身を離した。 「ミズト、遊ぼっか?お菓子も食べるか?」 「マンマー」 ショウタと遊び出したミズトにお茶を持って近づいた。 3人で遊ぶ不思議な時間。 今までなかった光景。 これが当たり前になるの?