翌朝、12月にしては暖かい日。 9時半にミズトと出かけた。 「叔母さん、おはよう! 2時間位だけミズトお願いしていい?」 叔母がパタパタと迎えに出てきてくれる。 「おはよう、大丈夫よ? ミズト、おいで。 明日はお姉ちゃんが来るんでしょ? 今日のうちに片付けておいで」 「ありがとう。ミズトもうバイバイしてる。寂しいじゃん」 「そうよね、おばさんと遊ぼっか?」 「ハイハイ、じゃ、お昼前に来るわ」