体を重ねて、馴染んだ体。
気が合うのも分かっている。
こうやって、話しても解ろうとしないのは自分かもしれない。
そんな私が相手を思いやることができるのか?
好き、だけどそれ以上望まなかったのは私。
愛してる、ただそれだけ。
愛の証を手に入れて満足した。
満足したのは、私だけだった?
あの時、結婚するとでも嘘をついて消えた方が良かったのか?
縁があるのだろう。
腐れ縁か赤い糸か。
二人の気持ち次第で、変わるのかもしれない。
今日、人生が変わったのかもしれない。
ミズトの隣に横になっても、目は冴えてなかなか眠れなかった。