覚利の車に乗って、結局新歓に行くことになった。

「今日は絶対飲まん」

「そうだな、俺が飲ません。昨日大変だったからな」


着いた時にはもう新歓は始まっていて私たちは遅れての登場になった。

「遅いぞ~」

「悪いな、昨日飲んでて礼がさっき起きたばっかでさ~」

「礼昨日誕生日だったんだって?おめでとな」

「ありがと!」