優さんのバイクで近くまで送ってもらった、冬の夕方。 少し陽が長くなったがすでに暗くなった。 乾燥した空気の中、玄関の前で空を見上げると、星が綺麗にみえる。 もうすぐ一年が経つ。 姉と一緒に過ごした一年前を、胸の痛みと共に思い出していた。