土曜日 1時に優さんのマンションの前に着いた。 電話をして、オートロックを開けてもらう。 家に入るとちょっと殺伐とした部屋になったように感じた。 「なんか、部屋が変わった?」 言いながらソファの前の床に座った。 「そうか? 紅茶、淹れておいた」 「ありがとう」 どう、切り出せば良いのか?悩みながら、紅茶に口をつけた。 すでに、夏日を迎える気温が続いていたが、お腹の中が暖まる。 緊張してるのか。