明日からも、一緒に笑ってられると思ってた。


もう、なんでこうなるのよ?


涙がポロポロと出てきた。

何も考えたくない。

そのまま、音楽室で楽器を弾く。
今までみたいに、集中できない。

楽器を弾くのをやめたが、音楽室で過ごした。


夕方、部屋でペットボトルの水を飲んで、お風呂に入った。

食堂に行くと、嶋さんが心配していた。

「大丈夫ですか?
何か作りましょうか?」

「うどん」

「わかりました。ちょっと待っててくださいね」

「お父様とお母様は?」

「本家に行ってますよ」

「ふうん?」

うどんを半分ほど食べて、箸をおいた。

「もう、いいんですか?」

「ごめんなさい、もう、寝るわ」