思い出せない記憶

優しい男の子。

いや、
守。


闇奈の悪に染まった心が少し
光が、灯る。

守が口を開いた。


「じゃあ、、お姉ちゃんは美樹さんで良い?」


闇奈は少し驚いた。
その名前に聞き覚えがあった。

どこでかわからない。
でも聞いたことがある。

頭が痛い

思い出すのをやめた。