美紀は寝ていた。

突然皿が割れる音に目を開けた。

美紀は不安になり隣の大事な
佐紀、人形を抱いてベッドを降りた。

居間の扉が開いてるのに気づいた。
隙間から光が指していた。
親はまだ起きているのかと少し安心したが
周りは赤黒い血が広がっている。

美紀は動けなくなっていた。

父親が包丁を背中に刺され死んでいたから
母親も首を切られて死んでいた。
美紀は「マ、、、、マ?」と
声を出した。