と言った瞬間だった。

「なら!俺が闇を切り開いてやる」と。
そう言ったのだ。





は?



何を言ってるのかわからなかった。

私はうしろを見た。

そして叫ぶ。


「ふざけるな!お前に
お前に何がわかる!!
知った風なことを言うな!!
お前にはわからない!!
私の闇なんて!!
これしかないんだ、、、
だから!」


あと少しで言い終わるのにいつもの激痛が腹を襲う。

立ってられないほどの痛み、、、
それを見た男子が腕を引っ張って段差からおろした。

私は座り込み激痛に耐えた。

男子が

「大丈夫か!?おい!!」と、気絶しそうな私に声をかけて意識を保たせた。

正直気絶した方がマシだったが、、、

しばらくすると、痛みがとれ
顔をあげれるようになる。

男子が私を心配している。

私は
「死なせてくれれば良かったのに」と言い残して
腹を抱えて立ち上がりゆっくりと立ち去った。