もう、
どうでもよくなった。

腹の激痛はもっと激しくなった。

一度走るとしばらく立てないほどにまで

もう死のうと

学校の屋上に足を踏み入れた。

網がないからすぐ死ねる。
屋上から下を見た。

いい景色だった。

闇ばかりのこんな世界。
私は少し歌った。
自分の好きな歌を

そして、体の力を抜いた。

するとうしろから声がした。

「あぶねぇから!早く降りろ!」

私はうしろを見た。

黒髪で男子にしては長い髪で前髪をピンで止めてる。
うしろ髪はしばっていた。

私は無視をした、、

闇を切り開くには死ぬしかないのだから

私はその男子に言った。

「死ぬしかないのだから、、、闇はね?開けないのよ」