あなたと目が合ったときだった。なんだかぶっきらぼうで故になんだかひたむきさを隠しもっているような感じがした。少年だった。18歳の。そのサングラスからは恥ずかしそうなでも知的なそんなおもむきがした。もう目が離せない。でもあたしも恥ずかしくて目を合わせられないよ。キスしたい。あたし悩みばっかり。あなたもなのかな?何故か窓際の後ろの席に座るあたしに椅子越しにあなたは寄ってくる。何なの?でも只じーってあたしを見つめるあなた。桜色の、ピンク色の、あたし。あなたは車ならメタリックブルーかしら。酔いしれそうで。これが、あなたとあたしとの出逢い。