「本当にいいのか?」



抱きしめながら話した司の言葉に茜が大きく頷く。




「私、もう死にたいなんて思ってないよ。」



その言葉に司は茜と初めて出会った時のことを思い出した。



自分を死なせてほしいと涙を流しながら懇願していた茜を・・・